ニキビができていても化粧品を使ってもいい?
症状がひどい時は、皮膚科専門医に相談の上、
化粧品の使用を控えてください。
けれども適切なスキンケアとメイクアップは、
ニキビ予防やストレス軽減にもつながります。
状態が落ち着いている時は、ニキビに負担をかけない化粧品を選んで、
スキンケア&メイクアップを行いましょう。
肌荒れは紫外線による刺激のせい!?
まず起こりやすいのが、肌荒れ。
紫外線による刺激を繰り返し受けてしまうと、
私たちの身体はダメージの侵入を防ぐために、
肌の表面を余分な角質で覆った角質肥厚の状態にしようと働きます。
一方、肌の内部はバリア機能が低下して水分が蒸散しやすくなるため、
より乾燥が進み、表面のきめが乱れ、
ゴワゴワ・ガサガサとした肌荒れ状態に。
肌トラブルのニキビは酸化した皮脂が原因?
もうひとつの意外な肌トラブルは、ニキビ。
紫外線をたくさん浴びて余分な角質が肥厚すると、
毛穴が詰まりやすくなり、
皮脂がうまく排出されずにニキビができやすくなります。
また、紫外線をたくさん浴びてしまうことで、
酸化した皮脂が毛穴を刺激しニキビを増加させてしまったり、
発生した活性酸素によってニキビの炎症を悪化させ、
回復を遅らせてしまったりするのです。
まだまだある!肌荒れ&ニキビ肌の紫外線対策
肌のコンディションが少しだけ心配なときでも、
紫外線ダメージを軽減させる方法はあります。
代表的なのは下記の3つ。
どれかひとつでも、できるところからぜひ実践してみましょう。
◆保湿
紫外線をたくさん浴びると、
肌が乾燥し肌荒れやニキビにつながってしまいます。
紫外線を多く浴びた日はもちろん、屋外で活動する日は、
いつもよりうるおいキープ力の高いスキンケア製品を使うなど、
保湿ケアを手厚くすることを意識して。
◆栄養バランスの取れた食事
健やかな肌は、日々の食事がつくるもの。
栄養価の高い食材をバランスよく取り入れることが、
未来の美肌につながります。
メラニン色素の生成を抑制したり、
すでにできてしまったメラニンを薄くするビタミンC、
肌の代謝や抗酸化に深く関わる
ビタミンA、β-カロテンなどを摂るように心がけましょう。
海や山などに行く予定があるなら、
2~3日前からこれらを含む食材を多めに摂っておくのもおすすめです。
◆ファッション
外出が多い日には、着ていく服の色や素材にこだわると、
より紫外線ダメージのリスクを減らすことができます。
いちばん紫外線を通しにくいのは、濃い色で厚手の素材。
日焼け止めを塗った上から、
こうした服を身につければ、よりUVカット効果がアップ。
アウトドア派や山ガールは、
UVカット機能のついたウエアやつば広の帽子を選び、
顔や首のうっかり焼けを防ぎましょう。
肌荒れやニキビが思うように治まらない要因は、
UVケアが手薄になっているせいかもしれません。
この春は、紫外線を万全にして、自分史上最高の美肌を手に入れて。